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男性更年期障害のチェックリスト

[2023.10.01]

男性更年期障害のチェックリスト

簡易チェックリスト

更年期障害の簡易チェックは、自らの症状や体調の変化を簡単に評価するための手段です。以下は、更年期障害の典型的な症状を元にした簡易チェックリストですが、これに該当するからと言って必ずしも更年期障害であると断定できるわけではありません。疑問や不安がある場合は、専門家の診断を受けることを推奨します。

  1. 性欲が低下した
  2. 元気がない
  3. 体力が低下した
  4. 身長が低くなった
  5. 毎日の楽しみが少ない
  6. もの悲しい・怒りっぽい
  7. 勃起力が弱くなった
  8. 運動能力が低下した
  9. 夕食後にうたた寝をする
  10. 仕事がうまくいかない

10項目のうち、1と7の両方に該当、または全体のうち3つ以上の項目に該当する場合は、更年期障害の可能性があると考えられます。

朝勃ち

また、自覚症状として「朝勃ちの回数が週2回以下」というものがあります。

レム睡眠期間中の脳の活動

朝の勃起は、主にレム睡眠(急速眼球運動のある睡眠)の間に起こります。レム睡眠は、睡眠サイクルの中で夢を見るフェーズとして知られています。この期間中、脳の活動が増加し、脳からの神経信号が勃起を引き起こすことが考えられています。

血流の増加

勃起は、ペニスへの血流の増加と、その後の血流の減少の制限によって発生します。レム睡眠中、自律神経の活動が変わり、ペニスへの血流が増加することが知られています。

テストステロンのピーク

男性のテストステロンレベルは、早朝にピークを迎えることが多いです。テストステロンは男性の性ホルモンであり、勃起の頻度や強度に影響を与えることが知られています。

尿の蓄積

一部の専門家は、膀胱が一晩で溜まった尿により、その圧迫感が勃起を引き起こすことがあると指摘しています。しかし、この理論は全ての朝勃ちの原因としては十分ではありません。

予防的メカニズム

ある仮説では、朝の勃起は男性の生殖器を「エクササイズ」させ、組織を健康に保つ役割があるとされています。

 

朝勃ちの低下は、テストステロン低下、つまり男性更年期障害の兆しの可能性があります。以前より朝勃ちの回数が極端に減った、具体的には週に2回以下になった場合、更年期障害の可能性が疑われます。

更年期障害の疑いがある場合、まずはテストステロン治療認定医などの医師に相談することがおすすめです。ホルモンレベルのチェックや詳しい問診を通じて、状態を正確に把握することができます。

AMSスコア

男性更年期障害の正しい診断のために用いられるのがAMSスコアというものです。

AMSスコアとは何か?

AMSスコアは「Aging Males' Symptoms」の略で、日本語では「男性の加齢に伴う症状」を意味します。このスコアは、男性の更年期症状の程度を評価するための尺度として、多くの医師や研究者に使用されています。

AMSスコアの内容

AMSスコアは、下記の17の項目から成り立っており、それぞれの項目が身体的、精神的、性的な症状に関連しています。被験者は、それぞれの項目に対して自身の症状を5段階の尺度で評価します。これにより、更年期症状の全体的な重症度や特定の症状の強度を数値化することができます。

 

  1. 総合的に調子が思わしくない(健康状態、本人自身の感じ方)
  2. 関節や筋肉の痛み(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
  3. ひどい発汗(思いがけず突然汗が出る。緊張や運動と関係なくほてる。)
  4. 睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない)
  5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
  6. いらいらする(当り散らす、些細なことにすぐ腹を立てる、不機嫌になる)
  7. 神経質になった(緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
  8. 不安感(パニック状態になる)
  9. 身体の疲労や行動力の減退(全般的な行動の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかさないと何もしない)
  10. 筋力の低下
  11. 憂うつな気分(落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、無用感)
  12. “人生の山は通り過ぎた”と感じる
  13. 力尽きた、どん底にいると感じる
  14. ひげの伸びが遅くなった
  15. 性的能力の衰え
  16. 早期勃起(朝立ち)の回数の減少
  17. 性欲の低下(セックスが楽しくない、性交の欲求が起こらない)

なぜAMSスコアは重要か?

男性の更年期障害は、一般的に女性よりも注目されにくいとされています。しかし、この症状は男性のQOL(生活の質)に大きな影響を及ぼす可能性があります。AMSスコアを使用することで、症状の客観的な評価が可能となり、適切な治療やケアの方針を立てることができます。

どのようにAMSスコアを利用するのか?

患者さんが医師のもとを訪れた際、AMSスコアのアンケートを実施することが多いです。得られた結果を基に、症状の程度や治療の必要性を判断します。また、治療の進行に伴ってAMSスコアを定期的に計測することで、治療の効果や症状の変化を追跡することも可能です。

AMSスコアだけで十分か?

AMSスコアは非常に有用なツールである一方、更年期障害の診断や治療方針の決定には、他の医学的評価や検査も必要です。例えば、テストステロン値の検査などがそれに該当します。AMSスコアはあくまで一つの指標であり、全体的な診断の一部として利用されるべきです。

更年期障害は、多くの男性が経験する可能性がある症状です。AMSスコアを知り、自身の症状を正しく評価することで、早期の対応や適切な治療を受けることができます。もし症状に悩まされている場合は、専門家に相談し、AMSスコアの評価を受けることをおすすめします。オトコノクリニックでは、予約時にAMSスコアのチェックを行い、患者様の状態を評価しています。詳しくは予約時にご確認ください。

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